
佳ら久の過ごし方 ストーリー#04
娘から母へのプレゼント旅行
私を育ててくれた母へ、感謝の気持ちを込めて。いつも周りに気遣いしてきた母を解放する、いたわりのプレゼント旅行。
- ゲストラウンジ
- 客室温泉露天風呂
- 展望露天風呂
- 母娘旅
- 温泉
- 貸切風呂

17:00
スパ「Gora Spa AIOI」の
シグネチャープログラム
まずは、予約しておいたスパ「Gora Spa AIOI」のシグネチャープログラムをふたり揃って。ここは、ペアルームがあるから母と一緒に施術を受けられる。貸切風呂のひとつ「シルクの湯」で30分のプライベートバス入浴のあと、そのままスパへアクセスできる専用階段を上る。五行説の5つのエレメントから、身体に合わせて選ばれるプログラムが楽しみ。どのプログラムにも、エレメンタルハーボロジーギフトがついていて感激。

19:00
和の技法を用いて
丁寧に仕上げたお料理
二人分の前菜として、まずは天然木にしつらえた12皿もの小鉢が運ばれてきて、思わず声をあげてしまう。「こんなに食べられるかしら?」と最近、食が細くなってきた母は少し不安そうだけど、ここなら合わせて6品の魚・肉料理から2品が選べるプリフィクススタイルだから、母でも無理なく楽しめそう。そして、それぞれの料理に合わせた日本酒を、利き酒師が選んでくれるのも嬉しい。和食には珍しい、パティシエによる美しい水菓子も楽しみ。

21:00
ひとりの時間も有意義って
すごく素敵
お酒でほろ酔いの母を連れて、チェックインの際にも使ったゲストラウンジ間(あわい)へ。母は、お気に入りの本を携えて、バータイムの美味しいお茶を飲みながら、心からくつろいでいる様子。その横で、私も読みかけの本を静かに読み進める。ふたりでいるのに、ひとりの時間も有意義ってすごく素敵。母は時々、自分が読んでいる本の印象的なフレーズを、私に教えてくれる。そういえば、私たちって昔から読書好きだったことを、ふと思い出した。

07:00
ゆっくりお湯に浸かりながら
独占する眺望はまた格別
目を覚ますと、早起きの母はもう客室付きの露天風呂に浸かって朝湯を楽しんでいた。普段なら、特に忙しい朝の時間に、母がこんなにものんびり過ごしているのを見るのは、初めてかもしれない。客室棟 東 露天風呂付デラックスルームの間取りは、シャワールームからバルコニーの露天風呂へ直接アクセスできるので、私はまず髪を洗ってから、母と一緒にお湯へ浸かる。野鳥の鳴き声がこだまする。「命の洗濯って、このことね。」と、母は静かに目を閉じた。

07:30
地産地消の厳選食材が、
美しいお重に詰められて
母の好きな和朝食をチョイス。釜戸でふっくらと炊き上げられた炊き立ての白米に、下田・小木曽商店の干物や駿河湾産のじゃこの山椒煮、天城山のわさび漬け…etc. 地産地消の厳選食材が、美しいお重に詰められて並ぶテーブルに、母の感嘆の声がとまらない。そこに、旬の魚、デザートにはフルーツが添えられる。身体が喜ぶ、日本の贅を尽くした朝ごはん。「次回は洋食の朝ごはんもいいね。」どうやら母は、またここへ来るのが楽しみな様子。