
佳ら久の過ごし方 ストーリー#01
ひとりとふたりの自由な親密時間
空気のようにわかり合えるカップルに必要なもの。それは、ひとりの時間とふたりの時間。互いの自由を最大限に楽しめる大人だからこそ、ふたりの時間は、よりいっそう輝きを増す。
- カップル
- グリルレストラン
- ゲストラウンジ
- 夫婦
- 森のテラス

15:00
ふたりだけの特別な休日が、
華やかに幕を開ける。
東京から車で1時間半。短くも長くもないちょうどいい距離が、これから始まる特別な時間と日常を切り替えてくれる。ロビーに入った瞬間、出迎えるのは名匠作、16mにおよぶ箱根の伝統工芸・組子の壁細工。高まる期待に胸を躍らせながらチェックインを済ませて、ウェルカムドリンクを味わえば、ふたりだけの特別な休日が、華やかに幕を開ける。

16:00
初めて訪れたのに、
まるで我が家のようなくつろぎ
モダンで洗練された客室は、初めて訪れたのに、まるで我が家のようなくつろぎにあふれ、冷たさがない。かたや美しい山々を臨むバルコニーの露天風呂は、夢に見た理想の空間。少し早めの温泉へ妻は向かう。2つの大展望風呂と、3つの貸切風呂…ああ、迷ってしまう。と、妻がつぶやいているころ、夫は湯上りのほてった身体をラウンジのフリーフロードリンクで心地よく冷ましている。

18:30
自然の豊かさに満たされる
究極のフルコース
待望のディナーは、グリルダイニング十邑へ。名ホテルのレストランを数多く立ち上げた赤崎料理長が腕をふるう、ライブ感あふれる鉄板焼きには、ブランド牛はもちろんのこと、相模湾や駿河湾でとれた海産物、地の旬野菜がふんだんに盛り込まれ、身体も心も自然の豊かさに満たされる。ソムリエが選ぶベストマッチのワイン、パティシエによるデザートまで、大人の舌を満足させる究極のフルコース。

20:30
日常から心を解き放つ、
自邸さながらのラウンジ
久しぶりの極上ディナーの後、妻は夫が予約したスパへと向かう。彼女のために選ばれるのは、五つのエレメントのどの施術だろうか。多忙な日常から心を解き放つ、自邸さながらのゲストラウンジ間(あわい)で、バータイムのドリンクをオーダーして、夫は心ゆくまで読書に浸る。そこへ現れた妻の笑顔。いつもより輝いて見える彼女の横顔に時々目をやりながら、僕は読書を続け、彼女は旅行誌を開いて明日の予定を楽しげに考えている。

07:30
強羅の大自然が、
訪れる人を雄大に包み込む
ひとあし先に目覚めた妻は、涼やかな朝の空気に包まれて露天風呂を愉しむ。それから森のテラスへと散策に出かけてみる。風に揺れる竹林の葉音が心地よい強羅の大自然が、訪れる人を雄大に包み込む。ふたつに分かれたテラスの下段は、ゲストラウンジ間(あわい)のテラスも兼ねているから、朝食前に香りのよい一杯のコーヒーをゆっくりと味わうこともできる。日々の喧騒から遠く離れて。
